附属図書館医学分館「生と死のコーナー」関連イベント
講演会「『死ぬまでどう生きるか』の選択を支えるために日本の医療者が今、身に着けておくべき知識と技術」を開催
2022年11月30日 任你博
令和4年11月16日(水)、附属図書館医学分館「生と死のコーナー」の関連イベントとして、講演会をオンラインで開催し、地域の医療関係者、医学生、教職員など164名の参加がありました。
今回は、医療法人社団翔友会理事長?診療部長の佐々木淳氏を講師にお招きし、「『死ぬまでどう生きるか』の選択を支えるために日本の医療者が今、身に着けておくべき知識と技術」と題し、ご講演をいただきました。
講演では、高齢者にとって入院そのものがリスクや機能低下の原因になることについての説明や、在宅医療がきちんと行われれば、患者さんの自宅での看取りを増やすことができ、地域の救急医療システムの負担軽減につながること、また、患者さんが納得できる最期を迎えるために重要な点を挙げ、本人が最適な選択をできるようサポートしていくことが医療者の重要な役割であると述べられました。
参加者からは、「在宅医療における重要な視点や患者の意思決定を支える医療者としての姿勢について学ぶことができました」といった感想が寄せられるなど、有意義な講演会となりました。