特別支援教育特別専攻科
教育目標
特別支援学校の教員の養成、及び小学校や中学校などで実施される特別支援教育を担う教員の養成を行うことを目的としています。
▼学位授与の方針(ディプロマポリシー)
○Aコース
以下に示す事項に関する基礎的な能力を身につけ,本科を修了した学生は特別支援学校教諭一種免許状を取得できます。
○Bコース
以下に示す事項に関する実践的な能力を身につけ,本科を修了した学生は特別支援学校教諭専修免許状を取得できます。
1.特別支援教育の基礎理論
特別支援学校の教育にかかわる理念?歴史?思想,または障害児教育にかかわる社会的?制度的?経営的事項を理解している。
2.知的障害?肢体不自由?病弱児教育
知的障害?肢体不自由?病弱児の心理,生理?病理,および知的障害?肢体不自由?病弱児の教育課程及び指導法を理解している。
3.その他の障害児教育
その他の障害の心理,生理?病理,およびその他の障害のある幼児児童生徒の教育課程及び指導法の概要を理解している。
4.実践的技能
子ども理解に基づき指導計画を作成して,授業を適切に展開できる。
▼教育課程編成?実施方針(カリキュラムポリシー)
1.特別支援教育の基礎理論
「特別支援学校の教育にかかわる理念?歴史?思想」「障害児教育にかかわる社会的?制度的?経営的事項」を扱う授業科目を通じて,特別支援教育の基礎理論の理解を促す。
2.知的障害?肢体不自由?病弱児教育
「知的障害」「肢体不自由」「病弱」を扱う授業科目を通じて,知的障害?肢体不自由?病弱児教育に関する能力を養成する。
3.その他の障害児教育
「視覚障害」「聴覚障害」「発達障害」「重複障害」を扱う授業科目を通じて,視覚障害?聴覚障害?発達障害?重複障害児教育に関する能力を養成する。
4.実践的技能
「子どもの実態把握」「指導計画や教材などの作成」「板書や発問,話し方などの授業を行う上での基本的な技術」を扱う授業科目を通じて,授業を適切に展開できる能力を養成する。
学生の学修成果は、原則としてシラバスに明記された評価方法及び評価基準に基づいて、授業の到達目標への到達度により評価する。
【評価方法】
?講義科目においては、理解度を確認する筆記試験、レポート及び小テスト、受講態度などにより、到達度を判定する。
?演習、実験、実習、実技科目においては、筆記試験、レポート及び小テストに加え、参加姿勢や発表内容、実技等を通じて、到達度を判定する。
学位論文の審査に関しては、厳格で透明な論文審査を行い、卒業?修了判定を実施する。
▼令和6年(2024年)度入学者受入方針(アドミッションポリシー)
○Aコース
幼稚園または小学校、中学校、高等学校の教諭のいずれかの免許状の取得者で特別支援学校教諭一種免許状の取得を希望する者。
○Bコース
特別支援学校教諭一種免許状取得者で同専修免許状の取得を希望する者。
▼令和7年(2025年)度入学者受入方針(アドミッションポリシー)
○Aコース
幼稚園または小学校、中学校、高等学校の教諭のいずれかの免許状の取得者で特別支援学校教諭一種免許状の取得を希望する者。
○Bコース
特別支援学校教諭一種免許状取得者で同専修免許状の取得を希望する者。