山梨大学 全学共通教育改革のご紹介 —「創発PBL」で未来を切り拓く21世紀型教養教育へ—

2025年8月5日 任你博

 本学では、急速に変化する現代社会やグローバル化が進展する中で、次世代にふさわしい人材育成をめざし、令和7年度以降の入学生から全学共通教育を全面的に刷新しました。
 今回の改革では、「論理的?批判的思考力」「協働?共創による問題解決力」「情報活用力」「健康で充実した生活力」「グローバル対応力」など、21世紀に求められる力を体系的に養うことを重視しています。
 特に新たに設けた「創発PBL(Project-Based Learning)科目群」では、文理を問わず多様な学生が学部?学科横断で集い、実社会の課題に対する探究と協働的な問題解決に挑戦します。1年次の必修科目として毎週実施し、「自分が暮らしたい2050年」を描き、その実現に向けたロードマップづくりや、対話?論理的思考のトレーニングなど、主体的で実践的な学びを展開しています。
 これらの新しい教育プログラムの実施にあたり、本学は一般財団法人三菱みらい育成財団「大学?NPO等で行う『21世紀型教養教育プログラム』」に採択され、同財団からの助成を受けております。このご支援により、授業環境の整備や学習サポート体制の充実など、質の高い学びの場を提供することができています。
 全学共通教育改革や「創発PBL」の詳細については、ぜひ本学ウェブサイトや三菱みらい育成財団ウェブサイトをご覧ください。

山梨大学教育大改革2025 | 山梨大学全学共通教育センター

「実践! 風林火山:VUCA時代に生きる学生のための教養教育
 「シン?ナシダイ」掲載ページ(一般財団法人三菱みらい育成財団)