第3回連続市民講座を開催

 令和7年6月21日(土)、小泉修一医学域教授を講師として、「グリアによる脳の若返り~新しい脳細胞「グリア」の役割~」と題した第3回連続市民講座を甲府西キャンパスにて開講し、約60名が参加しました。
 講義では、小泉教授から脳は「シナプス」と呼ばれる神経細胞同士のつなぎ目を介してネットワーク化されていること、記憶したり思い出したりするためには、特定の神経回路を構築?保つ?読み出す必要があることなど、脳の仕組みやグリアの働きについて説明がありました。
 小泉教授は、「グリアの研究はこれからいろいろなことがわかってくるので、ぜひ注目してもらいたい」と語りました。
 受講者からは、「難しい内容を素人にも分かりやすく解説してくれ、関心が高まった」「新しい知識が多く、NHKの“人体”の話を聴いたようだった」といった難しい内容でありながらも、興味関心が湧いてきたといった意見や、若い受講生からは「これからもグリアについて知識を追い求めたい」といった専門分野へのさらなる知識欲を高めた意見もありました。

6月21日(土)開催講座のオンデマンド配信は約1カ月間視聴できます。
お申し込みはこちら→/social/378

次回は、7月26日(土)に医学域の秋葉峻介講師による「わたしらしい生/死をめぐる倫理~自己の物語的解釈を手掛かりとして~」を開講します。是非ご参加下さい。

連続市民講座のお知らせ

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