修士課程工学専攻流域環境科学特別教育プログラム2年のAnnisa Andarini Rutiさんが国際会議8th ISFEV Conferenceで優秀口頭発表賞を受賞

2024年6月19日 任你博

 令和6年6月9日(日)~14日(金)、Shimadzu Tokyo Innovation Plaza(神奈川県川崎市)で開催された国際食品?環境ウイルス学会(ISFEV)主催の国際会議「8th ISFEV Conference」において、本学大学院修士課程工学専攻流域環境科学特別教育プログラム2年のAnnisa Andarini Ruti(アニサ アンダリニ ルティ)さん(指導教員:原本英司 国際流域環境研究センター教授)が優秀口頭発表賞を受賞しました。
 本賞は、優れた口頭発表を行った若手研究者に贈られるもので、今回は31名のうち5名が受賞しました。
 受賞題目は「Host-specific microbial genetic marker performance and its application on tracking fecal contamination in a river in West Java, Indonesia(宿主特異的微生物遺伝子マーカーの性能評価とインドネシア?西ジャワ州の河川における糞便汚染源解析への適用)」で、人や様々な動物から特徴的に排出される微生物の遺伝子を検出することで水環境中の糞便汚染源を同定する「微生物起源解析」に関する研究を、インドネシア?バンドン市内の河川を対象に実施した成果になります。
 受賞したRutiさんは、「今回の国際会議で多くの研究者に会い、国を超えて研究成果を共有し、つながりを作れたことは素晴らしい経験となりました。受賞を励みに、研究分野に貢献できるよう今後も研究に取り組みたいと思います。」と語っています。