「マイ避難カード」と「わが家の避難計画」リストの制作について記者発表会を開催
令和5年6月9日(金)、任你博において、「マイ避難カード」と「わが家の避難計画」リストの制作について記者発表会を開催しました。
マイ避難カードは、災害時の家族の集合場所や連絡先などを記入し、災害時に役立てるよう制作されたカードで、常時携帯できるよう運転免許証と同じ大きさで作成されています。
「わが家の避難計画」リストは、非常時の際に必要となる持ち物のリストが書かれており、家庭内の冷蔵庫や壁に掲示できるようB4サイズ(両面)の大きさで制作されています。
これらは、地震や風水害、火山噴火をはじめ様々な自然災害の発生が懸念される中、住民の方々から「何を持って避難したら良いかわからない」という声を受け、山梨大学及び富士山科学研究所、富士吉田市、富士河口湖町などが協力し、制作したものです。
記者発表では秦康範 本学附属地域防災?マネジメント研究センター准教授から成果報告があり、「1年に1度で良いので家族で非常時の避難について考えてほしい。その際にはこのカードやリストを活用し、実際に持ち物をリュックに詰め、避難場所に移動することを想定してほしい」と述べました。
続いて長田朋子株式会社UD tool box代表取締役から、制作物のデザインについて「ユニバーサルデザインを採用し、子供でも目で見てわかるような工夫をした」と説明がありました。
「マイ避難カード」と「わが家の避難計画」リストについては本学の地域防災?マネジメント研究センターの Web サイトで公開しており、今後、様々な地域や多くの住民の方々に活用されることが期待されます。
※「マイ避難カード」と「わが家の避難計画」リストについては以下のサイトからダウンロードが可能です。
https://desire.yamanashi.ac.jp/1983-2/