平成29年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」 「手でみるプロジェクト2017」展覧会?講演会のご案内
この度、平成29年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」/山梨大学?山梨県立大学?山梨県立美術館共催「手でみるプロジェクト2017」展覧会?講演会を、以下のとおり開催します。参加無料、どなたでもご参加いただけますので、皆様お誘い合わせの上、是非お越し下さい。
【趣旨】
絵や彫刻は目で見ることしかできないのでしょうか?
触れて、聞いて、様々な角度から『手でみる』ことについて一緒に考えてみませんか。
昨年度、触れて鑑賞する絵画についてレクチャーとワークショップを行ったプロジェクトを継続?発展させ、視覚に障がいのある人もない人も楽しめる講演会?展覧会を行います。講演会では触覚で絵画を鑑賞するためのレリーフを展示しているアンテロス美術館(イタリア)の学芸員と彫刻家にご講演頂きます。展覧会では昨年度プロジェクトで制作した鑑賞ツールに加え、盲学校児童や大学生、彫刻家の触れられる作品を展示し、『手でみる』アプローチの魅力に迫ります。
【展覧会】「手で見る展覧会」
日時:平成29年10月20日(金)?22日(日)9:00?17:00
会場:山梨県立美術館 ギャラリー?エコー エントランス(山梨県甲府市貢川1-4-27)
○「触れてみよう!萩原英雄《石和早春》」
昨年度事業で制作したツールに触れて鑑賞いただけます。
制作:本学彫刻研究室、参加者、工学部附属ものづくり教育実践センター
監修:大内 進 氏(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 客員研究員)
○「手でみる彫刻」
武末裕子 本学教育学部准教授、遠藤和香(大学院修士課程1年)、里吉真緒(教育学部3年)、
鹿山卓也(卒業生)他 山梨県立盲学校児童、芝田典子氏、古屋祥子氏による、手で触れる作品展を行います。
※学校連携「水は流れる~土とガラスで~」
盲学校児童6年生が9月に粘土で制作した作品を展示します。
制作サポーター:本学、山梨県立大学、山梨県立美術館
※ギャラリー?トーク 10月21日(土)11:00?11:30
○「海外の手でみる美術館」
手で作品鑑賞できるイタリアの美術館を映像でご紹介します。
【講演会】「手で触れる美術館 アンテロス美術館の魅力」
日時:平成29年10月21日(土)13:30?15:30
会場:山梨県立美術館 講堂(山梨県甲府市貢川1-4-27)
定員:50名(要予約、定員になり次第締切)
内容:イタリアのボローニャにあるアンテロス美術館は1993年に開館し、イタリア歴代の絵画を
視覚に障がいのある来館者も鑑賞出来るレリーフに立体翻訳し公開しています。今回は学芸員と
彫刻スタッフに来日頂き、鑑賞方法に加えてレリーフ制作の過程についてもあわせてご紹介いただきます。
(「手と目でみる教材ライブラリー」「独立行政法人国立特別支援教育総合研究所」より、
イタリア所蔵と同一レリーフ作品をお持ちいただきます)
講師:ロレッタ?セッキ氏(アンテロス美術館学芸員)パオロ?グアランディ氏(彫刻家)
解説講師:大内 進 氏(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 客員研究員)
■申込方法:メール?電話?FAXのいずれかの方法で、ページ下部にあるご案内チラシの申込書を参考に、
氏名?住所?電話番号?質問事項へのご回答をご記入の上、下記担当までお申込み下さい。
■お申込先:山梨大学教育学域支援課総務グループ
E-mail:geibun@yamanashi.ac.jp(件名「手で見る講演会参加申し込み」)
TEL:055-220-8108(受付:平日9:00~17:00)
FAX:055-220-8791
■内容に関するお問い合わせ先
山梨大学教育学部芸術文化教育講座 武末裕子
Email:htakesue@yamanashi.ac.jp
※本事業は平成29年度文化庁助成「大学を活用した文化芸術推進事業」に本学の案が採択され、地域に大学の研究資源を活用いただくものです。大学間連携?官学連携を図りながら進めます。