工学部創立100周年記念式典を挙行

2024年10月7日 任你博

 令和6年9月28日(土)、シャトレーゼホテル談露館(甲府市)において、本学工学部創立100周年記念式典及び記念講演を挙行し、卒業生など本学関係者も含め約130名が出席しました。 
 本式典は、本学工学部が大正13年(1924年)設置の国立山梨高等工業学校に始まり発展を重ね、国立大学法人山梨大学工学部として今年度創立100周年を迎えたことを記念して開催されたものです。
 式典では、はじめに中村和彦学長が、「多様化するこれからの社会において、工学分野の役割は非常に重要であり、これからの100年も社会に貢献できる人材育成を展開して参ります」と挨拶をし、続けて長崎幸太郎山梨県知事、樋口雄一甲府市長、伊藤学司文部科学省高等教育局長(森 次郎文部科学省高等教育局専門教育課企画官代読)が祝辞を述べました。
 その後、大村智本学特別栄誉博士から、「千里の行は足下より始まる」と題し、ご自身の半生をさまざまなエピソードを交えて振り返った内容の講演が行われました。
 また記念式典の中で、大村智特別栄誉博士から寄贈頂くこととなった、ノーベル生理学?医学賞賞状とメダル、文化勲章証書と勲章を含む54点に係る目録贈呈式を行いました。目録を受け取った中村学長は、「大村智記念学術館に展示し、学内外に向け大村先生のご功績を広くご案内したい」と御礼の言葉を述べました。