英文ニュース紙「TIMEアジア版」に山梨大学が紹介されました
?TIME誌(November 7&14,2022)に山梨大学と島田眞路学長インタビューの内容が掲載されました。
?「Teaching globally, acting locally」
(概要?和訳)
「グローバルに教育し、ローカルに行動する」
日本の高等教育は、国からの交付金の削減、COVID-19の影響、留学生の減少などにより、衰退の危機に直面している。特に地方大学ではそれらの影響を受けているが、山梨大学ではこの影響を受けることなく、グローバル化を推進する大学らしく、オンライン学習や海外の協定校との交流に取り組んでいる。「資金不足が課題である。しかし、その一方で、我々は自らの力で協力関係や機会を築いてきた」と島田眞路学長は言う。
島田学長は、オンラインと対面のハイブリット型授業を導入し、そのノウハウを活用して、もっとも戦争の被害を受けている地域(ウクライナ)の学生にも遠隔授業?セミナーを実施した。
「ウクライナの学生に講義やセミナーを提供したことは、我々にとって大きな誇りである。ウクライナの学生たちは非常に勉強熱心で、戦渦の中、最終的に20~30人の学生がコースを修了することができた」と島田学長は話した。
山梨大学は、富士山を間近に望み、都心へのアクセスも非常に良い立地にあり、山梨県立大学と連携するなど、地域の中核となる大学である一方、グローバルな視点で教育研究を推進している。
現在、山梨大学は海外の42大学と協定を締結しており、中国、マレーシア、韓国の大学との強いつながりに加え、エネルギー、先端脳科学、さらにはワインなどの研究分野において、アメリカやヨーロッパとの関係も強化されており、燃料電池やロボット工学の分野が今後の山梨大学の成長のカギを握っている。