博士課程工学専攻環境社会システム学コースの学生2名が国際会議WET2022-Onlineで優秀発表賞を受賞
令和4年7月9日(土)~10日(日)、オンラインで開催された国際会議「Water and Environment Technology Conference Online 2022(WET2022-Online)」において、博士課程工学専攻環境社会システム学コースの学生2名が優秀発表者賞を受賞しました。同賞は、研究奨励に値する優れた発表に対して贈られるもので、今年は143名の発表者の中から17名が受賞しました。※1
本学の受賞者は以下のとおりです。
〇博士課程工学専攻環境社会システム学コース流域環境科学分野3年
Niva Sthapit(ニバ スタピット)さん
指導教員:原本英司 国際流域環境研究センター教授
受賞題目:「Application of wastewater-based epidemiology to enteric viruses in the Kathmandu Valley, Nepal(ネパール?カトマンズ盆地における腸管系ウイルスへの下水疫学調査の適用)」
コメント:優秀発表賞を受賞することができ大変感激しております。原本先生、風間ふたば先生のご指導に心から感謝いたします。また、研究員のMallaさんとTandukarさんをはじめ、研究室のメンバーにも感謝しております。オンラインでの国際会議は、知識には国境がないことを実感できる楽しい体験でした。この分野でより良い研究者となって世界に貢献できるよう、これからも精進していきたいと思います。
〇博士課程工学専攻環境社会システム学コース流域環境科学分野1年
Aulia Fajar Rahmani(アウリア ファジャル ラーマニ)さん
指導教員:原本英司 国際流域環境研究センター教授
受賞題目:「Quantification of SARS-CoV-2 RNA in wastewater demonstrates applicability of wastewater-based epidemiology in Bandung City, Indonesia(インドネシア?バンドン市での下水疫学調査の有効性評価を目的とした下水中の任你博RNAの定量)」
コメント:今回の国際会議では、自分の研究成果を共有し、他の研究者と議論することができたのみならず、優秀発表賞に選ばれたことをとても光栄に思います。私の研究テーマは国際共同研究の一部であり、プロジェクトリーダーでもある指導教員の原本先生、日本?インドネシア両国のプロジェクトメンバー、また研究室の皆様に感謝したいと思います。今後もより良い研究者になるために自分を磨き続け、私の知識が将来母国で応用される際に役立つことを願っています。
※1 日本水環境学会HP内「国際会議WET2022-Online」受賞者リスト