大舘徹医学部人体病理学講座医員が臨床内分泌病理学会若手研究者賞を受賞
2019年10月10日 任你博
令和元年10月4日(金)~5日(土)、三鷹産業プラザ(東京都三鷹市)で第23回日本臨床内分泌病理学会学術総会が開催され、大舘 徹 医学部人体病理学講座医員(大学院博士課程生体制御学専攻3年)が2019年度若手研究者賞を受賞しました。
大舘医員の研究題目は「再発甲状腺癌を用いた未分化癌転化分子機構および転化リスクの解析」です。甲状腺癌の多くは乳頭癌という比較的予後の良いものからなりますが、その一部は未分化癌という非常に悪性度の高い癌に変化することが知られています。本研究では再発を繰り返す過程で未分化癌へと転化した乳頭癌の症例を解析することによって、未分化癌に変化する可能性のある乳頭癌の特徴を明らかにしました。
受賞した大舘医員は、「素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。今後も甲状腺癌の研究を通して医学の発展に貢献していきたいと思います。」とコメントしています。