「大村智記念学術館」リニューアルオープンセレモニーを挙行

　令和6年12月11日（水）、大村智記念学術館において、大村智記念学術館リニューアルオープンセレモニーを挙行しました。
　このセレモニーは、大村智本学特別栄誉博士より新たに寄贈されたノーベル生理学?医学賞証書とメダル、文化勲章証書と勲章、賞牌を含む60点を展示するために同館をリニューアルしたことを受けて行ったものです。
　はじめに、中村和彦学長が「このリニューアルを通じて、未来を担う児童生徒、そして学生が、自分たちの『無限の可能性』を信じ、失敗を恐れずに挑戦し続けることの大切さを感じることができる『知の拠点』となることを願っている」と挨拶を述べました。
　その後、大村博士が、「これまでに多くのすぐれた協力者に恵まれ、研究を推進することができた。これらの人々と共同研究を行ってきた総合的な評価が、私の多くの受賞のもととなっている。これらのメダル、勲章、賞牌、証書などを、大学の教育に役立てていただき、また、一般の人々にも見て楽しんでいただければと思っている」と述べました。
　セレモニーでのテープカットの後、大村博士は、中村学長及び関係者と展示コーナーを見学し、ノーベル賞のメダルを前に「この裏にどういうものがあったのだろうと皆さんに想像していただけたら嬉しい」とコメントしました。