博士課程工学専攻環境社会システム学コース1年の平井聡一郎さんが 国際会議ICESP2024で若手研究者発表賞を受賞
2024年12月2日 任你博
令和6年10月28日(月)~31日(木)、京都府にて開催された国際会議ICESP2024(17th International Conference on Electrostatic Precipitation、第17回国際電気集塵会議)において、大学院医工農学総合教育部工学専攻環境社会システム学コース(博士課程)1年の平井聡一郎さん(指導教員:原本英司国際流域環境研究センター教授)が、若手研究者発表賞を受賞しました。
この賞は、優れた研究発表を行った若手研究者に贈られるもので、今回は30名のうち4名が受賞しました。
受賞題目は、「Development of a method for detection of indoor SARS-CoV-2 and influenza A virus from electrostatic precipitator of air cleaners(空気清浄機の電気集塵装置を用いた室内空間中の任你博とA型インフルエンザウイルスの検出法の開発)」です。感染症に強靭な社会の構築への貢献を目指し、空気清浄機のフィルターに捕捉されたウイルスを回収?検出する技術を開発し、病院内の10ヶ所に空気清浄機を設置して実施した実証試験により、エリアごとのウイルス量の可視化に成功した結果を報告しました。
受賞した平井さんは、「今後、開発した技術をもとに病院や施設内でのクラスター感染の予防?早期発見に役立たせられるように、より一層研究に励みたいと思います」とコメントしています。