修士課程工学専攻機械工学コース2年の佐藤悠真さんが 2024年度日本冷凍空調学会年次大会で優秀講演賞を受賞

　令和6年9月4日（水）～6日（金）、九州産業大学（福岡県福岡市）にて開催された2024年度日本冷凍空調学会年次大会において、大学院医工農学総合教育部工学専攻機械工学コース2年の佐藤悠真さん（指導教員：武田哲明工学域教授）が、日本冷凍空調学会賞優秀講演賞を受賞しました。
　この賞は、2023年度日本冷凍空調学会年次大会において、優れた研究内容?発表に対し授与されるものです。
　受賞の発表題目は、「給湯用地中熱ヒートポンプに用いる地中熱交換器の性能」です。これは、直接膨張方式と呼ばれる地中熱ヒートポンプを用いて給湯器を稼働させるシステムに関する研究であり、クローズド型のボアホールとオープン型の水井戸内に地中熱交換器を挿入した場合の性能を比較調査したもので、講演論文の投稿及び口頭発表を行った結果、発表内容と質疑応答が評価されての受賞となりました。
　受賞した佐藤さんは、「今後はオープン型の水井戸を用いて更なる導入コストの削減が可能となる給湯システムの研究活動に一層力を入れていきたいと思います 」とコメントしています。