宮本和子 国際化推進センター 教授がカンボジア王国友好勲章を受章

　令和６年３月21日（木）、カンボジア王国で開催されたピダン展開会式において、宮本和子 国際化推進センター 教授が、カンボジア王国政府より「カンボジア王国友好勲章（サハメトレイ勲章）」を授与されました。
　この勲章は，カンボジアの国王と国民のために、対外関係や外交的任務の分野で傑出した貢献を果たした外国人に友情の印として与えられるもので、宮本教授がカンボジアで、日本人有志のメンバー（ピダン?プロジェクト?チーム：PPT）として平成15年から活動している、伝統的絵絣織ピダン（Pidan）の伝統的な図柄を集め保存を行ってきたこと、そしてそれらを昨年８月に国立博物館に寄贈したことが評価されました。宮本教授は、平成12年からカンボジアで地域保健活動に従事し、カンボジア初のタイ肝吸虫流行地を発見し、実態解明と予防対策を行うなど、保健活動にも携わっています。
　宮本教授は、今回の受賞に際し、「カンボジアのとてもユニークかつ美しい絹織物?絵絣文化を残したいと思い活動してきました。是非この独自の文化が世界文化遺産に登録されるようにと、願っております」とコメントしています。