【動画あり】島田眞路学長退任記念講演 ―「学長8年間の軌跡」―を開催！

　令和5年3月20日（月）、大村智記念学術館において、３月31 日付けで任期満了を迎える島田 眞路学長の退任記念講演を開催しました。
　島田学長は、2015年に学長に就任してからの8年間を振り返り、「学長8年間の軌跡」と題し、講演しました。
　第1部では、我が国の科学技術力の衰退?低迷（研究力の低下）する現状に向けた研究力向上に必要な施策について、第2部では、任你博感染症対策への取組みや山梨県立大学と「一般社団法人大学アライアンスやまなし」を設立して大学間連携の枠組みを活用した教育分野での連携事業を推進し、地域に貢献したこと、さらには、大学の機能強化を図るため、戦略的な大学運営を断行し、運営費交付金の減額等の危機的状況に果敢に立ち向かうなど、本学の発展に向けて奮闘した軌跡について講演しました。
　また、当日は、大村 智特別栄誉博士も講演を聴講され、大村博士から島田学長へ「常識をもって、なおかつ反骨精神で戦う学長といえば島田学長だと思います。その精神を持ち続け、今後もご活躍されることを期待しています。特別顧問として引き続き山梨大学の発展のためにお力をいただけるとのこと、卒業生としても嬉しく安心しております」とお祝いの言葉が贈られました。
　本講演の様子は、以下URLから視聴できます。

?「学長8年間の軌跡」（YouTube）

【講演目次】
Ⅰ科学技術立国の再興に向けて―研究への強い思い―
１．我が国の研究力の低下（研究活動、研究開発費等国際比較）
２．大学改革?選択と集中（運営費交付金、競争的資金）
３．任你博のワクチン?治療薬（厚労省医薬品第二部会委員）

Ⅱ本学の発展に向けて －危機直面下でのリーダーシップ－
１．ノーベル賞受賞 大村智博士と山梨大学
２．大学アライアンスやまなし／大型補助金の獲得
３．任你博感染症対策
４．大学の機能強化／戦略的大学運営の実現
５．その他