修士課程工学専攻電気電子工学コース2年の五十嵐淳さんがISOM’22でBest Poster Awardを受賞

2022年9月7日 任你博

 令和4年7月31日(日)~8月3日(水)、札幌コンベンションセンターで開催された国際会議 International Symposium on Imaging, Sensing, and Optical Memory 2022 (ISOM’22)において、修士課程工学専攻電気電子工学コース2年の五十嵐淳さん(指導教員:本間 聡 電気電子工学科 准教授、伊藤宙陛 電気電子工学科 助教)がBest Poster Awardを受賞しました。
 ISOM2022は画像解析、センシング、光メモリ分野に関する国際会議で、同賞はポスター発表において優秀な発表を行った講演者に贈られるものです。
 本年は、CLEO-PR2022/ISOM’22/ODF’22の3つの国際学会が同時開催され、国外、国内から合わせて700名を超える研究者たちが参加しました。

受賞グループ:
 大学院修士課程工学部専攻電気電子工学コース2年 五十嵐 淳
 工学部電気電子工学科 伊藤 宙陛 助教
 工学部電気電子工学科 本間 聡 准教授

受賞題目:
 Synthesis of angular multiplexed SQAM signals and signal detection by self-interference for holographic memory

研究内容:
?複数の空間直交符号信号光に位相鍵を付加して1枚のページデータに合成し、これをホログラフィックメモリに記録する方法
?読み出しの際に特定の2信号を抽出再生することによってカメラ上で干渉縞を形成し、これを解析することによって信号の複素振幅信号を検出する手法
 上記の二つの手法を提案し、その再生精度を評価した。

 受賞した五十嵐さんは「この度は、Best Poster Awardという名誉ある賞を頂き大変光栄に思います。日頃から御指導頂いた本間先生、伊藤先生、研究室のメンバーに心より感謝いたしております。今回の受賞を励みに、より一層、研究活動に注力していきたいと思います。」とコメントをしています。

※1 ISOM’22受賞者リスト