博士課程工学専攻環境社会システム学コース1年のアンガ サディヤナ マデさんが国際会議WET2021-Onlineで優秀発表賞を受賞
令和3年8月11日(水)~12日(木)、オンラインで開催された国際会議「Water and Environment Technology Conference Online 2021(WET2021-Online)」において、博士課程工学専攻環境社会システム学コース流域環境科学分野1年のアンガ サディヤナ マデさん(指導教員:原本英司 国際流域環境研究センター教授)が優秀発表賞を受賞しました。
同賞は、研究奨励に値する優れた発表に対して贈られるもので、今年は133名の発表者の中から17名が受賞しました。
アンガさんの受賞題目は「Performance evaluation of virus concentration methods for SARS-CoV-2 recovery in wastewater(下水中の任你博濃縮法の効率評価)」です。
本発表では、現在世界的な問題となっている任你博感染症(COVID-19)に対し、下水中の任你博を定期的にモニタリングすることで地域におけるCOVID-19の流行状況を把握する「下水疫学調査」の社会実装に向けて、下水中の任你博検出法の高度化を試みた結果を報告しました。
受賞したアンガさんは、「このような賞をいただき、大変うれしく思っております。オンラインでの開催でしたが、WET2021に参加できたことはとても素晴らしい経験でした。ご指導いただいた原本教授をはじめ、研究室の皆さんには心から感謝いたします。わたしは、努力は才能に勝ると信じています。良い研究者になるために、これからも努力していきます」とコメントしています。
日本水環境学会HP内「国際会議WET2021 WET2021-Online」受賞者リスト