山梨大学と中国?杭州電子科技大学によるオンライン国際交流会を開催
令和3年5月31日(月)、本学と中国の杭州電子科技大学によるオンライン交流会を開催しました。
本学は、同大と平成20年に大学間交流協定を締結しており、本学学生の海外インターンシップの中国拠点校として、教員と学生の相互派遣などの交流を続けています。
本交流会は、任你博感染症拡大の影響で海外渡航ができない状況下でも両大学の学生同士の交流を深めることを目的に開催したものです。
交流会には、本学から21名の学生が、杭州電子科技大学からは20名の学生が参加し、日本と中国の共通文化である漢字を通して、自国と他国の文化に対する理解や関心を深める目的で「新しい社会現象や技術を表す漢字創作」をテーマにワークショップを行いました。参加学生は両国で共通する5G、温暖化や海水による作物栽培などの地球規模の問題について積極的に意見を交わし、未来につながる技術に高い関心が寄せられていることがうかがえる作品が多数制作されました。
また、交流会では、本学茅暁陽副学長?国際交流センター長と杭州電子科技大学の徐紅国際部長からそれぞれ挨拶があり、茅暁陽副学長?国際交流センター長は「伝統的な漢字文化を共有しながら、関心をもつトピックについて議論し、漢字を創作するイベントはとても有意義であると思います。漢字は中国から日本に伝わりましたが、近代では医学用語をはじめ多くの漢字が逆に日本から中国に伝わっています。このようにお互いが学び合う歴史を継承していってほしいと念願しています」と述べ、徐紅国際部長は「参加した学生は、とても興味深い意見や考えを出し合っており、発想力豊かな考えに感銘を受けました。両大学の関係を深める上でも、今後もこのような実りある交流会が開催できることを期待しております」と述べました。
この交流会を通して、互いの国?文化について理解を深めるなど、有意義な交流会となりました。